接ぎ木
2025.04.21 Mon 「
[PR]
」
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2014.04.28 Mon 「
H19.3.20 ① ハロー、マイ・ディア
」
sentence
グリル・パルツァーじゃないけど
おやすみのキスはいつもおでこ
子どものころから続いているそれが
べつに変だとは思わない
それがないと不安だから
さみしい夜は
ふとんの中で手をつないで
おやすみの代わりにまた明日
泣く声が聞こえても
呼ばれないなら知らない振り
窓を越えて助けにいくよ
PR
2014.04.28 Mon 「
H19.1.12 ⑪ チキン、フライド チキン
」
sentence
飛べないからってばかにしないで
臆病者って笑わないで
墜ちる恐怖は覚えている
頬はびりびりと痛かった
手足はあるのかさえわからない
地面はどっち
空はどこ
翼は動かない
風があんなに怖いとは知らなかった
空があんなに高いとは思わなかった
翼を失くして思い知った
あそこは遠すぎる
どうして前は飛べたんだろう
あんなに怖いことを 当たり前と思えたんだろう
仲間は悠々と飛んでいく
おいでよ と 手を伸ばす
だけど ごめん
もう飛べない
2014.04.28 Mon 「
H19.1.12 ⑩ 角砂糖は恋の味
」
sentence
角砂糖が
とてもおいしいということを
あなたは知らないのね
なんて かわいそうなひと
なんて うらやましいひと
飲み物に入れても
舌の上に乗せても
角砂糖は
とても甘くて
すぐにくずれてしまうのよ
ね
なにかに似ているでしょう
2014.04.28 Mon 「
H19.1.12 ⑨ 手・Ⅱ
」
sentence
だいじなものをこぼさずに
いらないものさえ積みあげて
なんと滑稽なことでしょう
なんと愚かなことでしょう
あなたの手の大きさに救われた
わたしがいたのも本当です
2014.04.28 Mon 「
H19.1.12 ⑧ 勝手に不可侵領域
」
sentence
わたしはここにいるだけで
別に何も言っていないじゃない
わたしは立っているだけで
線なんて引いていないじゃない
とおせんぼ なんてしていないもの
話があるならこっちに来て
わたしはそっちに行かないわよ
2014.04.28 Mon 「
H19.1.12 ⑦ corvo
」
sentence
夜が来るにはまだ早いのに
窓のところにたたずんでいる
なにを知らせに来たのだろう
さよならの鐘がきこえる
祈りの声は降りやまないのに
アンゼルスの波紋の中にも
茫洋とかすむ煙霧の外にも
しあわせの破片は落ちてない
あのひとはここにいないと告げる
夢想の墓場を探しにいったのだと
よどんだ庭を見下ろせば
顔のない群体がざわついている
なんと哀れなことだろう
肩に寄り添うシ者は
ただ
不吉な歌をささやいている
2014.04.28 Mon 「
H19.1.12 ⑥ 笑まひ
」
sentence
終わりを告げる季節さえ乗り越えて
何度でもいのちをはぐくむのでしょう
< PREV
MAIN
NEXT >
PAGE TOP
忍者ブログ
calendar
03
2025/04
05
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
category
未選択 ( 4 )
preface ( 1 )
sentence ( 118 )
original ( 14 )
SM ( 2 )
00 ( 15 )
B ( 4 )
G ( 8 )
R ( 3 )
O ( 7 )
new
始まりを始まりと思わないように
(01/23)
aaa
(03/31)
aaa
(03/31)
aaa
(03/31)
aaa
(03/31)
aaa
(03/31)
aaa
(03/31)
archive
2018 年 01 月 ( 1 )
2015 年 03 月 ( 21 )
2014 年 05 月 ( 1 )
2014 年 04 月 ( 49 )
2011 年 09 月 ( 1 )
2011 年 02 月 ( 1 )
2011 年 01 月 ( 3 )
links
←wind
なつゆき。
てんてん、
アクセス解析