接ぎ木
2026.09.19 Sat 「
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」
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2009.02.19 Thu 「
訊かれるまでもないこと
」
sentence
わたしと彼女の関係をなんと言うのでしょう
幼なじみにくくるには出会いが遅いのです
友だちではたりません
親友の尺よりは少し遠いのでしょう
きょうだいではありえません
家族ともちがいます
ですがわたしと彼女はこうして関係しています
わたしが知らない彼女がいて
彼女が知らないわたしがいます
だからもういいのです
わたしはこの関係に名前をつけないことにします
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2009.02.11 Wed 「
ビューティフルドリーマー
」
00
ぶじにドラマがクランクアップを迎えて四ヶ月後。おもしろそうだからとの理由で各劇団から代表者が召集されて仮設運営されている劇団というかチームがあるのだが方向性がとんでもない。前回はどシリアスな「カインとアベル」を演ったかと思えば今度は脚色全開むしろ全壊の勢いで笑いを取りにいく「白鳥の湖」だ。このキャスティングがまたすごい。いまいち本名を覚えきれていないのでドラマの役名で言えば、ガチでゲイなジークフリード王子はユニオンのグラハム・エーカー、王子が兄にしか興味がないからと兄を姉にしたオデット姫を新興劇団アロウズ期待の新人ルイス・ハレヴィ、王子にガチで言い寄られている上に姉にされた兄王子(オリキャラ)がソレスタルビーイングのロックオン・ストラトス、ぶっちゃけ事なかれ主義なオディールが人革連の花であるソーマ・ピーリス、面白ければなんでもいいからとりあえず口説くゴッドバルド役はKPSA、PMC、AEUと転々して現在フリーのアリー・アル・サーシェス……いわゆる業界人なのはハレルヤのほうだからあまり
くわしくはないけれど元は子役からモデルに転向したらしいロックオンなので。
「ああもう心配でしかたないです! あんなきらっきらした変な人があなたの相手だなんて……あんな人絵本に帰ればいいのに……」
「まあまあ、落ち着けって。そう言ってもうチケット取ってるんだろう?」
「ええもちろんです当たり前でしょう。初日の一番とシーズン真ん中のと千秋楽は確保済みです。あ、ちゃんとあなたを見やすいように前から五列目の通路端ですから」
「うん。知ってたけどおまえも大概だよアレルヤ」
Wジュリエットとダンシング・レボリューションを足して割ったネタ
いわゆる役者パロディ
……ガンダム関係ないけどいつかちゃんと書きたい
ニールは人気子役だったけどある期を境に芸能界から消えて別名でモデルをしてたところをソレスタルビーイングに引き込まれました
ライルも子役だったけどニールのが技量があったのでやめてふつうの生活してたけどドラマ二期の設定上引っ張りこまれた
アレルヤは本気一般人で劇団にいたハレルヤがドラマ起用されたからメリハリつけるために打診されたシンデレラボーイ
ほかにもちゃんと決めてたりします
2009.02.06 Fri 「
福音の、
」
O
ルークの記憶は淡いみどりの色からはじまる。実際にはほかにも色が混ざっていて、ものにたとえるならケテルブルクかロニール山脈でときどき見ることができる極光(オーロラ)というものに似ているそうだ。だがそのひかりが極光でないことはルークも知っている。人間でも生まれる前の、母胎にあったころの記憶を持っていることがあるのだというのだからたぶんこれはルークが製造されている過程のものなのだろう。
ルークは生体レプリカだ。ひとによって製造された複製人形で、その能力は原型となった被験者よりも劣る。人為的につくられた劣化生物であると同時にルークは一種の第七音素意識集合体とも呼べた。髪のひと筋、血の一滴に至るまでルークは第七音素で構成されている。音素意識集合体とは一定の音素が凝りかたまってできたものであるとされ、刷りこみ(インプリンティング)を受ける以前から自我を持っていたルークは第二の第七音素意識集合体として世界に認識されていた。
かくいうルークはつい先日音素乖離を防ぐための疑似羊水から出されたばかりだ。被験者の五八番目のレプリカであるルークは完全同位体だった。発生確率は天文学的数値。しかしその分だけ乖離しやすいためルークは自分と同じものがべつの水槽内で日に日に還るのを見ていた。音機関に属する譜業であるその水槽は乖離して空気中に拡散しようとする音素を閉じこめている。
レプリカが分解された第七音素を再利用してレプリカを製造することで先天性素養が引き継がれる。
現在提唱されている音素親和素養は生まれた月、生まれた曜日に準ずるというものだ。当然後天的に親和能力を得ることは可能だが生まれながらの属性は決定している。ただしそれは第一から第六音素に当てはまる法則であり、第七音素に関しては天賦の才だ。正確な人数を把握できるほどしか存在しない第七音譜術士だがそのうちの多くがローレライデーカンの生まれだ。この先天特化は人間に多少なりともふくまれる音素が生まれ月を司る音素集合体の祝福を受けるからだという。音素授受(アナシエーション)論というこの仮説を打ちたてたのは音素研究の権威であるクーガー博士だ。生体フォミクリーの第一人者であるバルフォア博士と肩をならべる彼こそがルーク製造の指揮を執った人物だ。もっとも、ルークが彼を見たのはまだ水槽内にあったころのことで最近では博士の実子である双子にかまわれている。
アルエット・クーガーとエリオット・クーガー。
思わず被験者とレプリカの関係なのではという考えを捨てきれないほどよく似通った男女のきょうだいだ。博士と同じ目の色で、博士とちがう髪の色。ふたりとも白衣を着ていてルークにさまざまなことを学習させた。アルエットは譜術や医術を。エリオットは一般常識や生活の知恵を。時おりやって来ては体術を仕込んでいくグランツ氏をのぞけばルークの世界はそれだけだ。それから被験者。名前も顔も知らないが(否、おそらくはルークという名前で同じ顔をしているのだろうけれど)存在は認識している。
生まれた意味など知らなかった。五七人の自分の代わりにできあがったルーク。被験者のための身代わり人形。だがそれはつくられた理由。意味などではなくて。
ルークの記憶は淡いみどりの色からはじまる。たぶん製造されている過程のもおの。記憶をくりかえすたびに気づかされる。耳鳴りのような叫び声。自分ではない、自分を構成する自分の音素がないていた。けれど自分はなくばかりで、ルークはなぜなくのかがわからなかった。
――――――――――
受験期に手書きしていたTOAが出てきたので打ちこんでみた
なんだろう、逆行ってか捏造ってかスレ系?
自分なりに譜術の原理を解明していた資料があって笑えた
あと3つくらいあります<勉強しようぜ受験期<授業中ひまだったから
2009.01.19 Mon 「
流れ星ははやすぎて
」
sentence
書きつづけることを義務にする
書きつづけることが義務になる
ここにいることの証明を
ここにいるための理由に
手段と目的を入れ替える
止めたいなら止めて
罵りたいなら罵って
それでもきっと書きつづけるけれど
愛さないでいいから
覚えないでいいから
それでもきっと書きつづけるけれど
あなたが抱いたその気持ち
それがわたしの生んだもの
2009.01.15 Thu 「
I'm with you.
」
sentence
生まれ変われたら魚になる
あなたの目の色を泳がせて
2009.01.10 Sat 「
飛べたかと思った
」
sentence
あまりの痛みに肩をえぐっていまいたくなる衝動
そうやってぼくたちは翼をなくしたのに
どうしてまたくりかえす
そうやってぼくたちは永遠に欠けていく
2009.01.10 Sat 「
青の輪郭
」
sentence
秘密ばかりが増えてきて
言えないことで肺が満つ
ひたひた、満ちる
さよなら
さよなら
ありがとう
絶望を噛み砕き
希望を吐き出して
わたしというからだを満たしてくれた
あなたはもういないから
あなたはもういないけど
言えないことで肺が満つ
ひたひた、満ちる
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